2009年05月24日

インフルエンザ対策とマスク

インフルエンザ対策の基本


先日も申し上げた通り、

インフルエンザ対策の基本は

1.手洗い
2.マスク

です。


手洗いに関しては、
『新型インフルエンザ対策 手洗いマニュアル』
として、別記しました。

もちろん、インフルエンザに限らず、
風邪をはじめとするウイルス感染の予防すべての基本です。


今回はマスクについて。

先日も、自分ではきちんと書いたつもりでしたが、

『自らの身を守るだけでなく、
他の方々にも迷惑を掛けないよう心がけたいものです。』

だけでは、意図がきちんと伝わらないのではないか、と、
最近のマスク騒ぎを見るにつけ、思いましたので、
改めて書きたいと思います。

マスクの効用


マスクの効用としては、上記の通り、

『自らの身を守る』=ウイルスを吸入しない。
『他の方に迷惑をかけない』=罹患者がウイルスを拡散させない。

の2点ありますが、

このうち、『絶対に』マスクが必要なのは後者、
すなわち、罹患した場合に罹患者が着用するものです。

インフルエンザなのか普通感冒(風邪)なのか不明確であっても、
たとえば咳が出始めたな、という時点でマスクをするのが、
人間として最低限のマナーだと思います。


おもに風邪のときですが、

「ヒトにうつすと治る」

などという迷信を盲従し、
かつ実行なさっている方もいまだにいらっしゃいますが、

「うつしてやろう」という意思がある以上、
言わせてもらえば、犯意成立、
暴行または傷害の罪の現行犯として逮捕も可能でしょう。

個人的には逮捕などより退治していただきたいものですが。

このあたり、法整備でもして徹底していただけると、
前者の、拡散したウイルスを吸入しないためにマスクをする、
という必要性もかなり減ることでしょう。

まぁ、そんなことのために法案作成・国会通過させるというのも、
かなりバカバカしい話ではありますが、
あまりにもマナーが悪い、というかマナーがない昨今、
半分本気ではあります。

それはおいておくとしても、
こうしたマナーの徹底を政府・マスコミが呼びかけていてくれさえすれば、
状況はまた変わっていたことでしょう。

新型インフルエンザとマスク


さて、今回のマスク騒ぎですが、
罹患者でない方がマスクを着用する必要があるのは、

●罹患者と直接接触する場合

●繁華街等の雑踏や満員電車等、
不特定多数と半径1m(個人的な推奨は最低でも2m)以内で接触する場合

です。


ただ、不特定多数との『直接』の接触はなくとも、
直前まで、あるいは数時間以内に、
誰がいたのか、また、誰が使用したのか分からない場所やものを利用する際には、
気になる方もいらっしゃるでしょう。

だからこその、今回のマスク騒ぎと思われます。

ですが、インフルエンザは飛沫感染。

咳・くしゃみとともに空気中に飛散する飛沫核の直径はおよそ5μm(1000分の5mm)、
質量も重く、空気中を浮遊し続けることは考えにくいのです。

ですから、罹患者あるいは不特定多数と直接接触するのでなければ、
マスクは、通常の場合、不要と言えます。

絶対に必要なのは、マスクではなく、
きちんとした手洗いです。



にもかかわらず、上記の場合以外でも、
無駄にマスクを使用している方も多数いらっしゃるようです。

できれば、今後発生が予想される、
H1N5型のインフルエンザが発生したときに備えて、
備蓄もしておいていただきたいものです。


とは言っても、学校や職場等、
普通に生活していれば、不特定多数との接触は避けられませんからね、
マスクのメーカーの早めの増産を期待するばかりです。

ただ、医療関係でも不足しているのが現状ですから、
無駄に買い占めることだけは避けていただきたいと思います。











posted by 謙信 at 20:00| Comment(12) | TrackBack(0) | マスク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新型インフルエンザ 日本政府の対応

今回の新型インフルエンザに関する日本政府の対応については、
おもに経済の側面から、
「あまりにも大げさすぎる」
との批判が相次いでいたようです。

結果的には、そういった批判は的を射たものとなりました。


●空港での検疫。
●「新型」が疑わしい症例の隔離。


ここまでは行って然るべきことで非難されるべきものではないと思います。

●休校やイヴェントの中止・自粛要請。

これは今日現在で、既に解除されていますが、
経済重視の立場からは、これが気に入らなかったようで、
非難囂々でした。

ただ、これも致し方のないことだったと言わざるを得ないと思います。


理由はふたつ。

ひとつには、WHOの緊急会見で、

『今回の新型インフルエンザの感染力・致死率は、
いずれも従来型よりかなり高いことが判明した』


というものがあったからです。

ただ、この報道は、内容はかなり重要だと思うんですが、
一度しか報道を見ていません。

いったい、どうしたんでしょうね?

恣意的な情報操作か?とさえ、思っているのですが…。

あまり声高に一般の方々に伝えると、
大パニックになることは目に見えていますからね。

ただでさえ、マスクの売り切れ・便乗値上げと、
まるでオイルショック時のトイレットペーパーのような現象が起きていますから。


もうひとつは、スペインかぜ

スペインかぜは、ご承知の通り、
1918年から翌19年にかけ、全世界的に流行したインフルエンザ。
感染者6億人、死者4000〜5000万人と言われています。

カナダの鴨のウイルスがアメリカ・イリノイ州の豚に感染したと推定されています。

スペインかぜと呼ばれていますが、これは、
スペインでの流行が大きく報道されたことによるためで、
発生源はアメリカです。

今回とちょっとした類似がありますよね。

当時の世界人口は18億人であったと言われていますから、
全人類の約3割がスペインかぜに感染したことになり、
また、致死率は8%くらいといったところでしょうか。

日本では当時の人口5500万人に対し39万人が死亡、
(当時の発表。最新の研究では48万人に達していたと推定)
アメリカでも50万人が死亡しました。

日本でも、やはり致死率は10%弱と言ったところでしょう。

かなり高い致死率ですよね。

このスペインかぜの病原体は、
A型インフルエンザウイルスであり、
しかも今回問題となっているH1N1の変異株でした。


ここまで類似点があれば、
国民の健康・生活・安全を考えた場合、
今回の政府の処置はいずれも問題があったとは言えないと思います。


問題があるとするなら、

●正しい情報を、細かいところまで伝えない政府、あるいは報道機関の姿勢。

●情報に対して、ただ「怖い」などと「感じる」だけでなく、
理性的に判断する「情報リテラシー」の欠如。

これは、一般人だけでなく、TVでコメントしているヒトにも言えることです。

●すぐに過剰反応を起こす、パニックしがちな国民性。

の3つでしょう。

ただ、正確で詳細な情報を伝えない、という政府・報道機関の姿勢は、
国民性を考えると致し方のないところなのかもしれませんね。

また、TVでコメントして収入を得ている方々は、
一般人に毛の生えた程度のコメントをする前に、
正確で詳細な情報をもとにした分析と正しい対処法を伝えていただきたいものです。










posted by 謙信 at 15:16| Comment(0) | TrackBack(0) | インフルエンザ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月23日

マスク、3種類あります。

巷では、マスクが手に入らない、どこも売り切れ、

と、医療関係者も困り果てている状況ですね。

取り急ぎ、3点ご紹介しておきます。


環境浄化研究所の「クリニック・マスク」

TDK-N95

口元が楽な本格的立体式のN95規格マスク



以上、取り急ぎの連絡でした。


posted by 謙信 at 06:47| Comment(0) | TrackBack(0) | マスク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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